上田電鉄6000系陸送から連結へ大沢たけし

もう一度・・・ふるさとにて

マイケル・ジャクソンやライオネル・リッチー、シンディ・ローパーら世界的アーティストが結集した「We are the World」、1992年に長崎雲仙普賢岳被災の時に、さだまさし氏が同じく親交のあるアーティストを結集して作成した名曲「SMILE AGAIN」など、世界規模に一石を投じる事案や災害が起こり、そこからの再起を図る人々や、支援する人々に共通する不思議なポジティブさを表現し、アーティストが集って作品を創ることは音楽家として最大の慈善であり、またそうした全て楽曲には共通するテーマが秘められている。陳腐な言い方ではあるが「絆」と「愛」というものであり、この「もう一度・・・ふるさとにて」の曲調をじっくりと聴いてみれば判るのだが、大野雄二氏が担当していた時代の「24時間テレビ〜愛は地球を救う〜」において大野氏が表現されていた「愛はマジック」、「エバーグリーンラブ」、「LOVE SAVES THE EARTH」の精神に大きく共鳴するのである。アンディ小山氏や清心氏、村松えり子氏など、IBC・岩手放送並びに岩手県に縁故があるアーティストが結集し、チャリティ色が強く、また合唱に非常に適した音楽となっている。震災復興への応援歌という見方を除いてみても、田舎の追憶・郷愁という色合いに溢れ、透徹な音楽と各アーティストの歌唱がこの詞曲のコンセプトに見事に融和・合致しており、先述した大野雄二氏の音楽精神に加え、「We are the world」、「SMILE AGAIN」の世界観に通じるという、全世代、ジェネレーションギャップを感じさせない、非常にスケールの大きな世界を紡ぎ出して行くのである。個人的なお奨めだが、「We are the world」、「SMILE AGAIN」、「愛はマジック」、「エバーグリーンラブ」と共に聴いて欲しい。互いに共鳴する世界観を感じられるだろう。もう一度・・・ふるさとにて関連情報

経営者の条件 (岩波新書)

本書は欧米の経営理論書とは異なり日本の経営者の系譜から説き起こし、日本の企業の経営者を実名を挙げながら類型化しつつ、その求められえる役割と能力について論じている。例えば「オーナー経営者」と「サラリーマン経営者」についてその長所と短所を経営者に求められる機能に照らして分析し、期待される能力についても「企業家的能力」と「経営者的能力」に分類し、さらに経営者が持つべき三つのスキルと四つの能力について整理している。後半には経営者と企業倫理についてふれ、企業経営者の不祥事がなぜ起きるかについても迫る。著者は元リクルートの役員であり、組織人事の専門家であることが本書の記述内容に説得力を持つ。日本の企業経営者にとっての良き参考書である。経営者の条件 (岩波新書) 関連情報

百年の物語特製BOXセット [VHS]

結局松嶋菜々子さんのお芝居って可も無く不可も無くって…ハッキリ言うとつまんないわけよ〜!味も無いし!結構悪役の方が上手そうだけど…(笑) 百年の物語特製BOXセット [VHS] 関連情報

小説ルパン三世 (双葉文庫)

５つの短編中、私のお気に入りは「バンディット・カフェ」、「深き森は死の香り」です。現在ドラマ化されている「あぽやん」の著書、新野剛志さんの「バンディット・カフェ」は、アニメ映像化しても楽しめると思える内容でした。ルパンが老人とともに挑む金庫のからくりも面白いし、特に老人の正体（本当のところは？）が最後まで謎めいていて面白かったです。樋口明雄さんの「深き森は死の香り」は、小説で読む面白さがある作品だと思いました。ルパン三世というと、危機的状況を危機と感じさせないゆとりを常に持っていて、いとも簡単に難局を乗り越えていくスマートな印象でしたが、本作には「死」と隣り合わせのルパンがいます。金庫に閉じ込められたときの緊迫感や、森の中を彷徨う場面の描写は読んでいるこちらもジリジリした感じにさせられました。読んだ後、思わず樋口さんのデビュー作「ルパン三世／戦場は、フリーウェイ」（こちらは次元が主役）も買って読んでしまいました。余談ですが、これまで読んだルパン三世の小説では、辻真先さんの「小説!!!ルパン三世」もオススメです。30年以上前の小説ですが、原作とは違った白乾児との対決が面白いです。小説ルパン三世 (双葉文庫) 関連情報

百年の物語第二部 [DVD]