ナイトメアー・ビフォア・クリスマス【字幕版】 [VHS]
この作品に出会ったのは、雑誌に載っていたJACKのフィギュアを見たのがきっかけです。そこですぐにキャラクターに惹かれ、映画を見ました。キャラがかわいくて、でも素直にかわいいとは言い切れない毒々さがあって。ティムバートン監督の世界が広がっています。話もファンタジーで、内容・キャラクター・音楽の使い方、全てが好きです。
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新版アメリカ文学史―コロニアルからポストコロニアルまで
文学史とひと言に言っても、考えてみれば日本のそれは、上代、中古といった分け方と、それをさらに平安、鎌倉といった細分化する分け方とが混在している、非常に中庸的な在り方なので、本書の独立戦争、南北戦争、第一次、第二次大戦とその後といった戦争を軸にざっくり分けてしまった姿勢は、アメリカという国の在り方とも符合しており、それをそのまま日本文学史に敷衍はできないものの、とても説得力がありました。そして、その五つの時代区分を、副題にもあるように「コロニアルからポストコロニアル」といった視線で貫き、それを体現し、また逆に体現しない作家に焦点を当てて、アメリカと言う国の文学史を紡ぎ、ひとつの流れを象らせて見せてくれます。日本の文学史で同じ趣旨でやるなら、丸谷才一氏の、紀貫之や藤原定家といった、価値観を担った評論家を軸に俯瞰する分け方がこれに近いような気がします。しかし、長年周囲にアメリカ文学好きを公言し、そこそこの自負もあったのですが、こうして改めて俯瞰して見ると、結局自分がアメリカ文学を20世紀のものにほぼ限定して読んでいたことに気づかされたりもしたのでした。ところで、自分がいま手にしているのは、「新版」と銘打たれた2005年の第5刷のもので、巻末の年表もその年のものまでが記載されております。戦争で軸にしているところから必然的に洩れたのかもしれませんが、もしできるのであれば途中報告的な形でよいので、カーヴァー以降のもっと若い世代、たとえば新潮のクレストで出されている作家についても触れてもらいたかったです。そうすれば、優れた読書案内にもなったのではないでしょうか。その年表も、取り上げられている作品について、翻訳のあるものは邦題を載せてそれと知れるようになっているのですが、なかにはイシュメル・リードの「マンボ・ジャンボ」等、翻訳がありつつも、そのことに触れてないということが結構ありました。
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僕らの方程式~初回限定BOX~ [DVD]
役柄はさておき、漣くんと三浦くんがカッコイイ。本編は笑いあり・切なさあり・ドキドキあり・ほほえましい部分あり。特典映像はとにかく笑える!!ボクシキメンバー、最高だわ〜。
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ライヴ・アット・ピットイン
冒頭、激しいパーカッションの連打に続いて、トランペットの高音による「さくら、さくら〜♪」のフレーズが飛び出し、早くも興奮が頂点に達する。その後は歌モノも含めて20世紀黒人音楽の多様な側面が展開されていく。決して激しいフリーな演奏ばかりではない。むしろ朗らかというか、多少冗長でスットコドッコイなところも散見されるが、それも含めてサン・ラである。サン・ラの膨大な作品群の中から何を傑作とするかは難しいところだが、多くの作品を手放していく中で、今も手元に残している一枚である。ジャケットのサン・ラの勇姿もカッコイイ。
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ジュニア [DVD]
『科学の進歩によって男性も妊娠できるようになった!』というニュースが流れた時アメリカ中が爆笑の渦に巻き込まれたんではなかろうか。『そりゃ面白い!しかし一体誰がやるんだ…?』『よし、ここは男の中の男のシュワルツェネッガー氏に映画でやってもらおう!』…というようなハリウッドのムフフ声が聞こえてきそうな科学×コメディ。ちゃんと科学的設定がしっかりしているから荒唐無稽ではなく『卵子はアタシのよ!』なんて台詞がいちいち笑いを誘う。見所は妊娠したシュワちゃんが女装して一般の妊婦さんたちに混じって保養所で過ごすシーンだろう。このシーンをメインに据えていればもっと面白くなったはず!そういう意味ではあと一捻りで名作になり得た惜しい映画ですな。
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