「リング」「発狂する唇」の脚本などで、その独自の


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ソドムの映画市―あるいは、グレートハンティング的(反)批評闘争 (映画秘宝COLLECTION (2))
中原昌也氏が70年代のゴア系や胡散臭系の主にスプラッター映画についてあの独特の文体で語りつくす異色の映画エッセイです。非常に濃い内容ですが、氏のファンは必読です。 ソドムの映画市―あるいは、グレートハンティング的(反)批評闘争 (映画秘宝COLLECTION (2)) 関連情報
映像は綺麗です。スカトロ、ホモ・・・かなり強烈です。この時代にこんなに凄い(恐ろしい)映画があったんだと思いました。 SALO or The 120 Days of Sodom 関連情報
公開当時、パリゾーニの遺作だということで劇場に脚を運びました。確か、成人指定ではなかったと記憶していますが、その分しつこいくらいにボカシが入っていました。普通、映画は予備知識を仕込んで鑑賞するのは邪道だといわれますが、この映画だけは内容を確認してから、購入なさったほうが良いでしょう。さもないと、トラウマになってしまいます。私のように。なにせ、映画館で銀幕から目をそむけたのは、この映画が初めてでしたから…。(ついでに食欲も失せました)まさに、エロスと倒錯と天国と地獄のカルテット。ですが、ラストシーンはとても美しく、今でも私の記憶のなかに刻まれています。この場面だけを見ても、この作品がパリゾーニの遺作となる予言のようなものを感じてなりませんでした。個人的には星五つでも足りませんが、あえて、お勧めはしかねます。
ソドムの市
ソドムの映画市―あるいは、グレートハンティング的(反)批評闘争 (映画秘宝collection)
何がネガティヴで何がポジティヴか、などということにはおよそ興味がないが、少なくとも中原昌也がそれほどネガティブでもなければ斜に構えているわけでもないというイメージが定着した後にあっては、本書のまえがきはさほどの意味を持たない。本書は、真摯な中原昌也のかなり真面目で読み応えのある、映画についての本である。オススメ。 ソドムの映画市―あるいは、グレートハンティング的(反)批評闘争 (映画秘宝collection) 関連情報
「パゾリーニ・コレクション」として2003年にDVDで発売された『ソドムの市』が新たにマスターし直しBlu-rayとDVDで発売されます。今まではクライテリオン等の海外盤Blu-rayでしか見られなかった美しくも残酷で下品でシュールな映像を、字幕付きで楽しめます。パゾリーニの遺作でもありスキャンダルな内容ですが戦中のイタリアに場面を換え、ダンテの 『神曲』に合わせた4章で話しをまとめます。権力者の傲慢さとそれに降りまわされる若者達過度に進んだ消費文化への批判、乱れた性の暗喩として描いていますが下世話な言い方ですが、トーチャーものの1種としてもこれだけ豪華な美術で作られた作品は珍しいでしょう。2003年版も当時のDVDとしては、個人的に映像の状態も良く良く言われる修正も、序盤と劇中の一部はあるものの終盤の大残酷場面では、あっけからんとそのまま映していたりそこまで酷い修正ではありませんでした。(公開時やLDの修正は酷いものでした)今回のHDリマスターで、2003年版以上に修正がされていなければ良いのですが。海外のBlu-ray(クライテリオン等)での感想はシーンによって、オリジナルマスターの紛失などもあり画質差が出ているシーンはありますがBlu-rayとDVDのスペック差は歴然とありヨーロッパ映画のフィルムらしい、柔らかな階調とデリケートな輪郭を再現しています。[下のアドレスはクライテリオンのBlu-ray/DVDの画質比較です。 ご興味ありましたら][...]40年前はこのような作品を拡大公開ではないですが普通に劇場でかけていた、ある意味羨ましい時代でした。おそらくその当時より美しい映像で見られる事に感謝いたします。
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