デュプリシティ グッズ

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原題の「DUPLICITY」というのは、「裏表二心あるということ」という意味だそうです。オープニングタイトルでB&Rとエクイクロムの社長同士が、つかみ合いのケンカをする場面から観客を掴む。ポール・ジアマッティが、相変わらずいいキレ方をしてくれます。(笑)監督・脚本のトニー・ギルロイは、スパイもの、腹の探りあい系が得意なんですね、「フィクサー」や「ジェイソン・ボーン3部作」同様、本作も最後までハラハラドキドキ物です。でも、アクションもないし、血も流れませんが、登場者全員が騙しあう諜報合戦が面白い。主人公達のどれが本音なのかが最後までよくわかりませが、さらに彼らの過去がフラッシュバックで提示されるので、さらによくわからなくなってきます。(笑) この、幾つもの層が重なり合った複雑なストーリー展開が本作の魅力でもあります。 デュプリシティ [DVD] 関連情報

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本作は最後までハラハラさせるサスペンスであり、流石T・ギルロイという感じである。トニーはジェイソン・ボーンシリーズを書いている時に本作のような「企業内スパイ」の話を思いついたそうで、いわば「ジェイソーンボーン」とは姉妹みたいな関係だ。ただしこちらはユーモアに富んだ映画なので、当然銃撃戦やアクションも出てこない。せっかくクライヴが出ているのにそれももったいないことだ(笑)。自宅で鑑賞する際の注意点は、用足しなどでちょっと目を離すと訳が分からなくなってしまうことだ。チャプター検索する羽目にならないように(笑)。映像はやはりブルーレイだけあり、DVDとはケタ違いのレベルだ。マンハッタンもその夜景もHDでこそ映える。ユニヴァーサルの廉価版ブルーレイは特典が・・・という心配もあるだろうが、本作はもともとDVDにもメイキングなどは無い(音声解説のみ)ので、安心して買い替えをお勧めできる。J・ロバーツはちょっと老けた感じで、出来ればアン・ハサウェイとかアンジーとか「旬」な女優で仕上げて欲しかったところだが、ラストを含めた作品は上質であり星は4つです。 デュプリシティ [Blu-ray] 関連情報




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