ペイン・オヴ・サルヴェイション グッズ

ペイン・オヴ・サルヴェイション ロード・ソルト・ワン

このバンドのことは全く知りませんでしたし、現時点では他のアルバムは聴いていません。なので何の先入観もなしに聴いています。CDショップでなんの気なしに視聴して、なんだか気になる音楽であったので、ついつい購入してしまいました。それにしても、なんでもありであった70年代の混沌としたブリティッシュロックシーンからタイムマシンに乗ってやって来たかのような、この音楽は何なんでしょう。いまどきこんな音が売れるとは、到底思えません。それでも、一回聴いてすぐに気に入るという類の音楽ではありませんが、なんとなく気になってしまいついつい聴いてしまう、で、気付いた時にはとても好きになっている、というものかと思います。各楽曲に統一感があり、おそらくコンセプトアルバムなのだろうと感じますし、そこかしこに気になるメロディが漂っていて、聴き始めると最後まで止まらない、という感じです。今晩も子守歌代わりに眠りにつく予定。 ロード・ソルト・ワン 関連情報

ペイン・オヴ・サルヴェイション Be

曲単位の集合体というわけではない、完全なコンセプトアルバムで、まるで映画を見ているような気分にさせられる。初期の彼等にはスラッシーな曲があったりメタル然とした所があったが、アルバムを重ねるごとにギター要素は薄れていったように思う。そしてここにきてメタルとは呼べないほど全体的なギターフィーチャー度合いは薄れ、ヴォーカル支配のアルバムとなっている。これまでの楽曲重視よりも、演出重視のスタイル。だが、GENESISやPINK FLOYDのソレほどシアトリカル要素は強くない。QEENSRYCHEやW.A.S.Pのコンセプトアルバムに比べ、曲単品でも魅了する曲が少ないし、比較的おとなしめで2曲目のようにインパクトのある曲が少ないのが弱点のように思うが、今までの彼等のアルバムが幼稚に見えるほど、音楽性という点では多様かつ高度。膝を正して聴く必要あり。 Be 関連情報

ペイン・オヴ・サルヴェイション Pain of Salvation - Be Live [DVD] [Import]

スウェーデンのプログレッシブ・メタルバンド、ペイン・オブ・サルヴェイションのライブDVD。2005作彼らの5枚目のアルバム「BE」をライブで完全再現したもの。当然のように、単なるライブ作品ではなく、映像にも気を配られたある種映画的な作品。奥行きのある、まるで舞台のようなステージ上にはグランドピアノや管弦楽隊、中央には池まである。バンドメンバーのみならず楽隊の面々も白塗りで化粧をした、一種異様な雰囲気の中演奏が始まる。白い衣装で登場するダニエル・ギルデンロウ、マンドリンを弾きながら歌いはじめる。パーカッションとマンドリンの音色に彩られた、およそメタルらしからぬ民族的なイメージの楽曲。ピアノとストリングスの美しい間奏曲や、コンセプトに沿ったSEと映画的な映像などをまじえつつ、演奏はときにはヘヴィに、あるいはプログレメタル的な変拍子を盛り込んでいきながら全体的には楽曲はゆるやかに、粛々と進行してゆく。曲のコンセプトによって、髪を束ねサングラスをしたり、ジャケットを着たりして役を演じながら歌うダニエルの姿は、まるで舞台の主演男優のようだ。音だけでは伝わりにくいだろう曲のコンセプトとビジョンとが、このDVD作品ではシアトリカルなステージと映像編集のおかげで、視覚と聴覚とがシンクロして感じられる。楽曲単位としての爽快感や、演奏での見せ場がさほどないという点ではプログレメタルファンからすればやや物足りないかもしれないが…これが鬼才ダニエル・ギルデンロウの世界であり、彼の中ではすでに表面的な音楽や曲の技巧うんぬんなどは超越しているのかもしれない。人間の外面と内面をえぐるような、この音と映像によるコンセプト作はテクニック、楽曲云々ではなく、内面に語りかけるプログレッシブロック作品として屹立している。 Pain of Salvation - Be Live [DVD] [Import] 関連情報

ペイン・オヴ・サルヴェイション On the Two Deaths of Pain of Salvation (with 2CD) [DVD] [Import]

スウェーデンのプログレメタルバンド、ペイン・オブ・サルヴェイションのライブ作品。2009年作ツアードキュメントを含む2DVD仕様で、Disc1のドキュメントも単なるオマケ以上にセンスのある仕上がり。しにとそふは2007年オランダでのライブを収録。ステージにおいても演奏は安定しており、単にテクニックに走るだけのバンドに比べて、このバンドは内的な深みを音にリンクさせ、ダニエル・ギルデンロウのヴォーカルにしても、ときにまるで映画の俳優のような表現力で世界観を描いてゆく。 反面、DREAM THEATERのようなゴリ押しドラマティックな演奏ではなく、あくまでクールな翳りがあるので、音だけ聴いていては物足りないと思ってしまうのも確かであって、歌詞の意味を考えながら鑑賞することで、彼らの表現する世界にようやく辿り着けるのだろう。現時点での最新作「Scarsick」からはもちろん、1stや2ndの曲も演奏しているのが嬉しい。2DVD+2CDの限定盤ボックスもあり。 On the Two Deaths of Pain of Salvation (with 2CD) [DVD] [Import] 関連情報

ペイン・オヴ・サルヴェイション ザ・パーフェクト・エレメント・パート1

スウェーデンのプログレッシブロックバンド、PAIN OF SALVATIONの3rdアルバム。2000年作。アルバム全編に凄まじい緊張感と知性が充満している。またヴォーカルの歌唱力はかなりのもので前述の緊張感とも相まって曲の盛り上がるパートでは鳥肌が立つようなかっこよさを堪能できる。メロディアスな展開も多いので取っつきにくいと感じることも無いだろう。プログレが好きな人は買って損はしないのではないか。 ザ・パーフェクト・エレメント・パート1 関連情報




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