畠山航輔 グッズ

畠山航輔 スペース☆ダンディ 5 [Blu-ray]

QTがメーカーさんを連れて宇宙港の夜景を見るシーンは素晴らしい。何度見ても胸が締め付けられるような気持ちになる。おちゃらけた作品なのにこれほど美しいシーンが紛れ込んでいるなんて反則だと思う。 スペース☆ダンディ 5 [Blu-ray] 関連情報

畠山航輔 スペース☆ダンディ 7 [Blu-ray]

収録の3話とも個性的な話過ぎて面白さを伝えきれない。申し訳ない。それではレビューにもならないので、「“研ぎ澄まされた適当"をやぶれかぶれな(型)とかわいいQTと行くSFスペースコメディ!まさかまさかのシーズン2もBlu-rayとDVDをヨロシクじゃんよ!スペース☆ダンディは、宇宙のダンディである―(声/矢島昌明)」無限に広がる大宇宙。人類は冒険とロマンを求めて広大な宇宙へと旅立っていった。宇宙の海は俺の海。だけどどこに行っても金は掛かるし腹も減る。ダンディたちはレアな宇宙人を登録して奔走する「宇宙人ハンター」を生業としていた。ちまちました雑魚には目もくれず狙いは大物釣りのとても我慢強いハンターで、宇宙で評判の伊達男。どのエピソードにも何かしらのオマージュやパクリやリスペクトをして描くとても手間隙かかった作画と撮影と音響には一目置きます。特に懐かしいビバリーヒルズ高校白書の話やEPISODE 18「ビッグフィッシュはでっかいじゃんよ」 のヘミングウェイの名作『老人と海』も真っ青のフィッシングバトル。 見渡す限り泥の海が広がる未開の惑星・カーユ。その海には、伝説の怪魚ムーナギが潜んでいると言われていた。そしてそんな幻の魚を狙う孤独な老人・ルドリ。ムーナギにかけられた報奨金を目当てにこの星を訪れたダンディに、彼は「さっさと帰れ! 」と告げる。しかも千年に一度訪れるという青い彗星がカーユに接近していて……。が静かに激しく幕を開ける、じゃんよ?はかつての「まんが日本むかしばなし」のようなデフォルメの効いた作画がとてもすばらしかったと思います。現在のアニメーターの絵の巧さはとてもすばらしいとは思うのですが、その技量を引き出す演出がその上にしっかりといるとこうした目を見張る作品が出来上がるのだと思います。ギリギリの研ぎ澄まされた適当を堪能するならこの作品。アベちゃんにクール・ジャパンはこれじゃんよと、ファンの末席から言っておきたい。日本のまんが、アニメの歴史(パクリ・リスペクト・縮小再生産)など良くも悪くも大鍋にナベシンがぶち込んだ作品。コンプ決定です。ぜひどうぞ。 スペース☆ダンディ 7 [Blu-ray] 関連情報

畠山航輔 スペース☆ダンディ 6 [Blu-ray]

 超適当なSFアニメ巨編、まさかの第二期。 超適当な大法螺話が、まさかの《辻褄合わせ》。 最終回まで観賞したうえでふりかえると、第一巻のレビュー「シュレーディンガーのスペース☆ダンディ」で記述した、《本作の主題はエヴェレットの多世界解釈論である》という予測は、あながち、的外れではなかったようだ。第二期では、《死んでは生きかえるダンディの謎》が、平行宇宙論によって、《辻褄があって》しまう。予想外なのは、最新の学説《サイクリック宇宙論》まで関連させ、真面目な現代の宇宙神話に昇華させてしまったことだ。 正直、第十四話は抜群に面白かったが、第十五話で、致命的に《失速》したかとおもわれた。未見のかたにおねがいしたいが、第二期は第十六話まで我慢してほしい。個人的意見だが、《第二期は第十五話をのぞいて、棄て回は一切ない》。 あまりに面白いので、僭越ながら、全話の見所を総括してみたい。 平行宇宙論を真正面から題材にして、《すべてのダンディ大集合》の第十四話。前述のように、冒頭と結末の構成の見事さ以外はいまいちな第十五話。《ダンディが穴におちるだけ》という、時代錯誤もはなはだしいギャグでファンを爆笑させた、個人的には第二期最高傑作の第十六話。ダンディの学歴が無意味にアップする、ミュージカル風の第十七話。《超高級なまんが日本昔ばなし》といわれた第十八話。ハニーの重大な正体が適当に暴露される第十九話。向井秀徳の新曲がきける、まさかの第二十話。深夜アニメ枠で劇場アニメ並みの高品質をほこるという、最早、意味不明の第二十一話。《大友克洋の壮大な無駄遣い》といわれた、オタク・ネタ満載の第二十二話。なぜか、トレンディ・ドラマがはじまる第二十三話。待望の第二期円城塔脚本回の第二十四話。サザエさん法廷ドラマの第二十五話。ダンディのまさかの正体があきらかになり、《超適当な本編を納得》させてしまった、最終回第二十六話。 本作の解釈には、サイクリック宇宙論がかかせない。宇宙は永遠の膨張と縮小によって、《まったくおなじ歴史》が繰返されるという理論だ。では、本作は単純明快に永遠に繰返されるのか。最終的に、ダンディに莫迦げた《変化》がおこる。ゆえに、《本作は永遠に繰返されない》、《ダンディの冒険はまだまだつづく》のである。may be continued?。Yes!なのだ。 此処まで高品質なやんちゃをしてくれたスタッフに感謝。 スペース☆ダンディ 6 [Blu-ray] 関連情報




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