松本耳子 グッズ

松本耳子 毒親育ち

多分プライドが高かった祖母に育てられた母は、そのスタンダードで私をみっとも無くないよう育てるのに必死だったと思います。そんな祖母に育てられた叔母達は、その連鎖により頑張り過ぎて苦しそうです。現在私はオーバー40ですが、未だ私を思い通りにしようとする過干渉な母に頭を痛めています。そんな母を見ていると、、、何で、子供にそのままで良いよと言わず無理を強いるのでしょうか?生まれ持った性格や特性を愛せないのでしょうか?子は親のために生まれてきたのでは無いですよね?と憤りを感じます。現在、幼稚園に通う息子を育てていますが、本当に自分が正しい子育てをしているのかとても悩みます。本書は、あっけらかんとしてあまり悩んでいなさそうで、さらっと読んで終わりましたが、そうそう、小さい時にはちゃんと自分で出来ても親に甘えたいのですよ!それを、つっぱねたら子供は愛欠乏症になって精神的に成長出来なくなるのかな?などと、共感する部分もありました。私は2人姉妹の次女ですが、本書はどちらかと言うと長女向けかなとおもいます。これよりエスカレートした娘をコントロールしようとする親のエッセイ漫画、「親がしんどい」田房永子さんの毒親漫画の方が妹的(多分一人娘が)共感できました。 毒親育ち 関連情報

松本耳子 毒親育ち (扶桑社コミックス)

買ったその日に一気に読みました。上の子供(長男長女)にキツいことを押し付け下の子供には自由にさせるというのは私の家でも同じでした。著者は最終的に両親を許してるみたいですが私には無理ですね。自分の人生に起きていたことです。誤魔化すことは出来ません。だいたい当の親が子供に対して懺悔してないのに許すなんておかしいでしょ?毒親関連の本を読むきっかけとしては良かったので☆は5つにしておきました。 毒親育ち (扶桑社コミックス) 関連情報

松本耳子 毒親こじらせ家族 (BAMBOO ESSAY SELECTION)

昔から知っていた漫画家さんの本です。FACEBOOKやツイッターで毎日近況を更新されているので、「この時がこの章なんだなー」と感慨深く読みました。ライトな感じで始まって、とても読みやすいです。途中の叔母軍団の描写に吹きましたw前作も「毒親」がテーマで、TV等でも取り上げられるワードとなったきっかけとなった作品の一つかと思います。連載の単行本化ですので、二、三ページの章分けで読みやすく、面白く読み進めました。「毒親」からご自身の努力で脱却された著者様のリアルな体験談ですが、重い描写はほぼ無く、登場人物のキャラがそれぞれ立っていますし、それに加えて話の展開が上手ですので笑える部分が多い作品です。ライトな始まり方から、後半部分に行くに従って作品の密度が濃くなっていく様な気がします。後半二章は「毒親」を持つ、持たないに関係なく、普遍的に感じる親子の関係性について考えさせられました。かといって著者様の考えを読者に押し付ける部分は無く、つきつめて客観的にご自身を見られた努力の結果、ありがちな「作られた人生」といったような自虐的な結論ではなく、ご自身が選んできた自然な形で今の自分があると言う結論に共感し、感動しました。笑えて泣ける、素晴らしい作品だと思います。 毒親こじらせ家族 (BAMBOO ESSAY SELECTION) 関連情報




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