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ちまきing 女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫)

本書は、会計を舞台にした小説である。今までの経済小説みたいな重々しさはなく、軽いタッチで気軽に読める本です。公認会計士の監査の仕事の様子と粉飾決算ってこういう風にするんだという様子がわかります。また、会計用語についてもわかりやすく解説しています。今回の7つの話のなかでは、一番最初の<北アルプス絵はがき>事件が一番好きでした。裏金の作り方で一番納得がいったからですね。それは、他の話よりも、一番わかりやすかったともいえる。 女子大生会計士の事件簿〈DX.1〉ベンチャーの王子様 (角川文庫) 関連情報

ちまきing ぱきすタン

2008年刊行なので、今更ですが、やっと入手できました。2005年刊『あふがにすタン』の続編的な本です。『あふがにすタン』が中東の関係を描いた地理寄りな内容なのに対し、『ぱきすタン』はインド大陸を三姉妹に表現した近代史寄りの内容です。併読すると、かなり問題が把握できると思います。(ほぼ摺り合わせができるように描かれています)イスラム原理主義台頭の背景、その勢力図の変遷も、解説に書かれています。付録の小冊子『ぐらっぷらー・ぱき』は核問題を端的に取り上げたもので、考えさせられました。中東近代史はほぼ戦争史と言えるもので、それを萌えで表現することには賛否両論…というより、受け付けない人も少なくないとは思いますが、個人的には、その悲惨さを訴える以上に、「彼女たち」の抱える内面的な悲しみ・葛藤を想起することで、遠い出来事でなく、その国を身近に感じることができます。同時に、「現実」を伝えるジャーナリズムの重要さも…両立した時の説得力は相当だと思います。むしろ、ジャーナリズムの補完として優秀なアプローチであり、何より作者の知識と表現力に敬意を表します。今この時代に、イスラムに対する偏見を持たずにいられるのは、本当にちまきingさんのお陰です、ありがとう。いつか続編が読めることを、心からお待ちしています。 ぱきすタン 関連情報

ちまきing あふがにすタン

あふがにすタン...うーんいまどき「タン」はと思ってたら「びんちょうタン」とかいるし...まあ本編は歴史に翻弄されたアフガニスタンを擬人化した4コママンガなんですけど。萌えと思って読むとしょっぱいですが、ちょっとほろりと来ちゃいます。あふがにすタン効果かな?オールカラーでお高いのが難点ですが、財布と心にゆとりがある方にはおすすめ。続編の「ぱきすタン」が連載中?です。 あふがにすタン 関連情報




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