我が名はネロ グッズ

我が名はネロ 我が名はネロ (1) (中公文庫―コミック版)

正直言って、歴史マンガは「この世から消えて欲しい」と思っています。歴史小説も対して変わりありませんが、あまりに嘘が多いからです。しかし、ネロに関する資料の少なさに、仕方なくこのマンガを手にしてみました。この作者の他のマンガは知りませんが、この作品はお薦めです。かなり客観的に描かれていますし、さりげなく時代背景を登場人物に語らせている所は見事です。もちろん、マンガですからフィクションですが、ネロに関する当時の資料自体「嘘」とおぼしき箇所が多いのですから...。 我が名はネロ (1) (中公文庫―コミック版) 関連情報

我が名はネロ ジャンヌ

ジャンヌと題名に有りますが、舞台はジャンヌ亡き後のフランス、主人公はジャンヌに憧れる少女エミリーです。このエミリーを中心にジル・ド・レー等実在の人物を独特の解釈で描いていくストーリーは秀逸であり、歴史に詳しい人も詳しくない人もつい引き込まれるものがあります。 ジャンヌ 関連情報

我が名はネロ 我が名はネロ (2) (中公文庫―コミック版)

ネロの芸術と狂気をよくここまで描き切ったものだ、と思います。絵は上手い、かっこよい。憎しみを愛に、憎しみを許しへ、と変える崇高な最終場すばらしい。しかし、グロさに(現実は現実なだけに漫画以上にグロいものであったろうが)、いったい本棚に置いておいていいのか、わからない作品。漫画としては、十分☆5の作品。でも、私の心にひどく煩悶を呼び☆4 我が名はネロ (2) (中公文庫―コミック版) 関連情報