内田ナナ グッズ

内田ナナ It’s my style“barefoot”

何気なく視聴して買いましたが、これはヒット!まさに裸足の気分でのんびりしたい休日の晴れた朝に、窓を開けて聴きたい曲の数々。ひとつの「コンセプトを元に、人気セレクトショップの方々の選んだ曲だけあって、それぞれ個性的で新鮮な曲ばかり。美しいメロディラインのムーディなラテンにうっとり、ジプシージャズの軽快なリズムにうきうき、フレンチな香り漂うボサノヴァで楽しい気分がよりヒートアップ、瑞々しいピアノの調べに風薫る季節の移ろいを感じ…。聴けば聴くほど味のある、バリエーション溢れる音の流れに、五感が刺激されつつ、まったりゆったり。思わぬ拾い物をした感じ。かなりおススメしたいです。単なるオシャレカフェ音楽にはない、広がり感が気持ちいいですよ。 It’s my style“barefoot” 関連情報

内田ナナ 最終講義 生き延びるための七講 (文春文庫)

内田樹氏の講演を集めたもので、とても読みやすく、わかりやすかった。7つの講演内容であるが、現在の日本の大学教育がどうしてダメになったのかがよくわかった。教育の成果主義が学校を株式会社化させてしまったからだ。生徒はお客様。自分がバカなくせに先生の授業が理解できなければクレームを出す。両親もクレーマーとなる。学生は「何のために勉強するのか」と学問が何の役に立つのかいつも気にする。実用価値のないものはやるだけムダという成果主義の弊害である。大学の先生は先生で弟子に自らの専門を伝授するというよりも、自分の専門をよりわかりにくい学問にし、他の人たちが理解できないようにわざとしている。確かに言語学における生成文法などはわざと難しくしており、「作者」のチョムスキー自身、その著作の中で「生成文法は難解であるがゆえに博士論文のテーマにはしない方がよい」と言っている。しかし教員の義務は世に自分の専門をわかりやすく理解させ、多くの人の知的レベルをアップさせることであろう。また「アメリカは北方領土に干渉をしたがらない。それをするとロシアがアメリカに沖縄を返還しろと迫るから」「レヴィナスがフッサールに会った時、フッサールは哲学者としては終わっていると思ったこと」「日本人は案外とユダヤに関心があるが、ユダヤ人は日本についてほとんど関心がない」などなどと面白いことが書いてあった。文庫版付録の「共生する作法」はまさに日本の危機的状況を鋭く分析している。特に安倍政権の国益ではなく、個人の利益優先の姿勢はまさにそのとおりであろう。特に多くの人にこの部分は読んでもらいたい。株式会社化した日本、サラリーマン化したこの国の指導者たち。その行き着く先はアメリカ同様の弱肉強食の無情な世界。日本はこのままどうなるやら。日本の将来について「共生する作法」を読んで、よく考えて欲しい。 最終講義 生き延びるための七講 (文春文庫) 関連情報

内田ナナ あしたもともだち

「おれ!ともだち!」シリーズの絵本です。毎度ながらちょっと怖いけど優しいオオカミさん無邪気でちょぴっとスネ屋さんなキツネさんのいいコンビの本。2匹の表情がちょっとオーバーに描いてあって楽しめる本です。この本の内容を大人の言葉で言うと、友達には友達の都合があるんだよ。分かってあげようね。という事を分かりやすく、楽しい絵で表現してある本。オオカミさん、キツネさんの表情が、その時の心情をとっても良く表してあって楽しく読む事が出来ます。 あしたもともだち 関連情報

内田ナナ 戦国鍋TV~なんとなく歴史が学べる映像~ 七 [DVD]

なんか今巻で、ついに”戦国武将が、よく来るキャバクラ”のレイナさんが、一皮むけて…。なんか一々喋るだけで、楽しい(笑)。当然、次巻も購入します。 戦国鍋TV~なんとなく歴史が学べる映像~ 七 [DVD] 関連情報

内田ナナ 最終講義 生き延びるための七講 (文春文庫)

内田樹氏の講演を集めたもので、とても読みやすく、わかりやすかった。7つの講演内容であるが、現在の日本の大学教育がどうしてダメになったのかがよくわかった。教育の成果主義が学校を株式会社化させてしまったからだ。生徒はお客様。自分がバカなくせに先生の授業が理解できなければクレームを出す。両親もクレーマーとなる。学生は「何のために勉強するのか」と学問が何の役に立つのかいつも気にする。実用価値のないものはやるだけムダという成果主義の弊害である。大学の先生は先生で弟子に自らの専門を伝授するというよりも、自分の専門をよりわかりにくい学問にし、他の人たちが理解できないようにわざとしている。確かに言語学における生成文法などはわざと難しくしており、「作者」のチョムスキー自身、その著作の中で「生成文法は難解であるがゆえに博士論文のテーマにはしない方がよい」と言っている。しかし教員の義務は世に自分の専門をわかりやすく理解させ、多くの人の知的レベルをアップさせることであろう。また「アメリカは北方領土に干渉をしたがらない。それをするとロシアがアメリカに沖縄を返還しろと迫るから」「レヴィナスがフッサールに会った時、フッサールは哲学者としては終わっていると思ったこと」「日本人は案外とユダヤに関心があるが、ユダヤ人は日本についてほとんど関心がない」などなどと面白いことが書いてあった。文庫版付録の「共生する作法」はまさに日本の危機的状況を鋭く分析している。特に安倍政権の国益ではなく、個人の利益優先の姿勢はまさにそのとおりであろう。特に多くの人にこの部分は読んでもらいたい。株式会社化した日本、サラリーマン化したこの国の指導者たち。その行き着く先はアメリカ同様の弱肉強食の無情な世界。日本はこのままどうなるやら。日本の将来について「共生する作法」を読んで、よく考えて欲しい。 最終講義 生き延びるための七講 (文春文庫) 関連情報




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