ジョン・バルビローリ グッズ

ジョン・バルビローリ マーラー: 交響曲第9番(クラシック・マスターズ)

サー・ジョン・バルビローリはかのカラヤンが敬意を表した数少ない先輩指揮者の一人だった。度々ベルリン・フィルに客演していた彼はオケからも厚い信頼を集め、1963年1月に客演したバルビローリはマーラーの交響曲第9番を指揮し大成功を収めた。この演奏に感銘を受けたベルリン・フィルの団員たちのたっての望みにより「マラ9」の録音が行われるようになった。1964年1月、ベルリン、イエス・キリスト教会での録音。テンポは若干速めながらセカセカした感じはなくいい意味で穏健な語り口だが、知らず知らずの内にリスナーを深遠なる音楽世界へと誘っていく。流麗でありながら引き締めるべきところは引き締めており、造形的にも非常に美しい演奏。ベルリン・フィルも尊敬するバルビローリの為気合の入った演奏を披露している。早い時期からマーラーの音楽の紹介者として奮闘していたバルビローリの心のこもった名盤である。音質良好。 マーラー: 交響曲第9番(クラシック・マスターズ) 関連情報

ジョン・バルビローリ シベリウス:交響曲第2番&第7番

壮麗で大きく宇宙に向けて発散するような作風の2番と、少しばかり内省的な雰囲気の7番と、共に折り目正しい感激と震えるような感動をおぼえる演奏でしょうか。 2番と7番という組み合わせは、シベリウスを楽しむ者にとっては、絶妙なコンビネーション、  これらを聴いて、秋の夜長を存分に楽しみたいものです。 シベリウス:交響曲第2番&第7番 関連情報

ジョン・バルビローリ アート・オブ・コンダクティング-今世紀の偉大な名指揮者たち- [DVD]

この作品は、クラシック音楽界のマエストロ達の映像と本人および関係者のインタビューで構成されたものです。一度は耳にした事のある巨匠の映像が見られるのは嬉しい限りです。トスカニーニ、ブルーノ・ワルター、フルトヴェングラー、レオポルド・ストコフスキー、カラヤン、レナード・バーンスタインetc.アイザック・スターン等協演したことのある演奏家のインタビューが興味深いです。「指揮者はテレパシーを使う」という人がいます。オーケストラの指揮者というのは、途方もない困難な仕事であることがわかってきます。相手は、何十年もプロの演奏家として飯を食ってきた人たちです。彼らを納得させ、やる気にさせ、最高の音楽を導き出すのが指揮者です。指揮者は音楽の海を泳いでいるのだ。そこに演奏者の一人ひとりを引き入れて一緒に泳ぎ始める。といったようなことを言った方もおられました。シューベルトの未完成を知ってる?と聞かれて多くの人が知っていると答えるでしょう。知っているの幅は無限に広くて、指揮者が答えたときの知っているは、楽譜の一音一音の意味を正確に知っている、ということにあたります。指揮者というのは、凄い存在です。 アート・オブ・コンダクティング-今世紀の偉大な名指揮者たち- [DVD] 関連情報

ジョン・バルビローリ グレート・コンダクター・シリーズ:サー・ジョン・バルビローリ [DVD]

☆リハーサル目当てで購入。『アート・オブ・コンダクティング』に見られる、ネチネチ&癇癪持ちのバルビローリを期待していたので、ちょっと拍子抜けしました。バルビローリが、実はかなり頑固な人物であるだろうことは窺えるものの、全体的に温和なムードのリハーサル&本番(客席無人の放送用セッション)です。1.手兵のハレ管ではなく、カナダのバンクーバー響との放送用セッションである。2.曲目が協奏曲である。3.独奏者がバルビローリ夫人のロスウェルである。…以上の3点が、温和なムードで進めている理由でしょうね♪『外国のオケに、夫婦で客演(しかも外国視聴者向け放送)』て訳です。勿論、妻が奏者として目の前にいても厳しいことこの上ないムラヴィンスキーの様な指揮者もいる訳ですが。バルビローリはデュ=プレとの親交話に見てとれるように、一人の女性を前にしたときの心意気が英国紳士なんですよ。やや男尊的な態度も含めて♪なお、音質は割れもなく、聴きやすいものでした。期待した感じとは違いましたが、折りにふれ、繰り返し鑑賞できるアイテムですね〜。 グレート・コンダクター・シリーズ:サー・ジョン・バルビローリ [DVD] 関連情報




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